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!!79'FXEFショベルとSR400の2台のポンコツとの生活。!!
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 GWも終わっちゃいましたね。GWは九州内プチツーリングしてきました。5/3はR57を抜けて熊本市内まで行きました。途中カドリードミニオン(旧熊牧場)あたりはものすごい渋滞で、こりゃ車じゃどこにも行けないなと思いつつバイクである自分に幸せを感じつつ、渋滞を尻目に特になにを見るでもなく熊本市内へ。夜はインターネットカフェで宿をとりました。

 ネットカフェは今じゃどこにもあって、シャワールームもあるしなんとも便利な世の中になったものです。翌日は熊本市内から八代、人吉、都城、宮崎、延岡と進路を取りまして帰宅となりました。
 
 最終日はえびの高原がメインだったのですが、鉄道趣味もある私としましては肥薩線のスイッチバックや大ループ線を見ようということで、大畑(おこば)駅や、矢岳駅、真幸(まさき)駅に行って来た次第であります。

 そもそもスイッチバックやループ線とはなんぞやといいますと、まず肥薩線の歴史から語るべきでしょうか。肥薩線は八代から球磨川沿いに山深くはいっていき、人吉市などを通り鹿児島の国分へと到達します。実は現在の鹿児島本線(正確には肥薩おれんじ鉄道)は川内市などの海岸部を通っていますが、そのむかしは現在の肥薩線が鹿児島本線の名称で呼ばれており、海岸部のルートはありませんでした。なぜか?というと、これは戦時中の戦略上の防衛の観点(要するに輸送問題)から、艦砲射撃を受ける沿岸部より、山間部にルートを敷設することとなったわけです。

 ですが、これがよくぞこんなとこに線路を引いたなぁというほどの急勾配の連続でして、その勾配をかせぐために大きくループさせたり、スイッチバックさせているのです。(スイッチバックは要するに、子供の頃、坂登るときに左右にカニ歩きしてたとおもいますがアレと同じ原理ですw)
レブテックオイル

大畑駅はループとスイッチバックの両方があります。


 まあよくもこんなとこに線路を通すものだと感動するかたわら、駅舎などは昔なつかしい雰囲気を残していて、また蒸気時代の名残の給水塔などもあり、古きよき時代をなつかしむ事のできる場所でもあります。

レブテックオイル

駅舎は昔なつかしい雰囲気。ハーレーでめぐる古きよき風景もオツなもんです。

レブテックオイル

木の陰にある石積建造物が給水塔


 肥薩線は観光列車も走っていますので、えびの高原観光とあわせまして、鉄道ファンならずとも楽しめる要素十分かと思います。



 話は変わりまして、え~、旅は順調におわるかとおもいきや、延岡あたりでFXのアイドリングが安定しなくなりました。信号待ちで失火が多くなり、ついにエンジン停止。。。。。こりゃコイルでもやったか?と思ったのですが、ポイントカバーを開けてみるとポイントカムや、ガバナーを固定しているネジが揺るんじゃってまして、センターがとれてない状態になってました。今回コイルの予備はもってなかった為、最悪の結果にならずたすかりました。とはいえショベルはトラブルの多いのはあたりまえ。(素人メンテのせいですがw)予備はあったほうが精神衛生上よいですね~。

レブテックオイル

ポイントの構造。今回はセンターの6角がゆるんでました。上側にあるのがポイント。接点方式によりスパークさせます。ギャップ調整がキモ。ポイントギャップは0.3mmから0.7mmと諸説様々ですが自分のは0.5mmで設定。下がわにある円柱形のものはコンデンサー。センター部分にポイントカムがあります。以下はいまさらながらポイント点火システムの若干の解説。

レブテックオイル

ポイント板の角度の違いを見て欲しいのですが、反時計回りにまわしています。見にくいですがこの状態は点火時期を遅くしている状態。両サイドにポイント板を固定しているネジがありますが、その奥に切り欠きがありますので、そこをみれば角度をずらしているのが分かると思います。

レブテックオイル

こちらは時計回りにまわして早くしている状態。というのはセンターのポイントカムは反時計まわりに回るためです。このようにして点火時期の調整をします。

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ポイント板の奥にあるのがガバナーユニット。自動進角装置です。回転数をあげると点火時期は早くしなくてはなりません。それを自動でおこなってくれます。

レブテックオイル

通常はこのように閉じています。

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回転数をあげると遠心力によりこのようにユニットが開き、ポイントカムの角度を変えて自動的に進角してくれます。ちなみにこのガバナーのバネの故障の原因になる要素があります。バネがヘタッてしまうとガバナーが安定動作しなくなり、回転数が落ち着かなくなり回転があがりぱなしになったりします。アイドリングが安定しない場合はキャブのシール不良などによる2次エア、ポイントギャップの不正接触などと併せて、ココを疑ってみましょう。


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